>初対面の他人や年上のネイティブスピーカーにeresやtuを使って話したらムカつかれたり、こいつ馴れ馴れしい奴だなとか思われたりしますか?
→はい、馴れ馴れしい粗野な奴だと思われたりします。
>スペイン語やラテン系の言語には日本語や日本社会みたいに厳しい上下関係やタメ語を嫌う雰囲気はあまりないような印象がありますが、、、
→ 一概にそうだとは言えません。
>実際にネイティブスピーカー同士では初対面ではどんな感じでコミュニケーションしていますかね。
→ usted で始まり、親しくなる度合い・雰囲気によって自然に tú の会話に切り替わる場合と、どちらかが¿Podemos tutearnos/Tú を使って話しませんか?と聞くときもあります。聞かれた人は普通 ¡Sí, cómo no/ええ、もちろん!と答えた後はusted からtú の会話にシフトします。勿論、動詞の活用も含めてのことです。
*スペイン語と日本語の決定的な違いを感じるのは「家族同士の会話」です。
スペイン語の場合、家族間の会話は全部 ”tú” であるのに対し、日本語は女性から夫(他の男性を含め)“usted”を使うことが常識になっていることです。
例)
スペイン語
男:Tú me has mentido, ¿no?
女:Tú me has mentido, ¿no?
*男女とも表現は同じです。
日本語
男:君・お前は俺に嘘をついたな。
女:あなたはわたしに嘘をついたわね。
*男はtú に当る言葉を使い、女は usted に当るあなた+女言葉「わ」を使ったりします。