>ガンダムぐらい作り込まれた世界観のSFって他に存在するんですか?
質問者さんには
「ガンダム」の世界が
そう感じるんですね。
ただ、それは作品の内容の
面白さに気持ちが引っ張られているだけ
・・かもしれません。
あの「機械(MS)」があそこまで活躍できる
科学技術があれば
それを使った科学力で作る「戦車」や「戦闘機」
「宇宙戦艦」が「MS」より弱いという時点で
かなり「MSに都合の良い世界観」だと
「科学的」には思えますね。
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さて質問に対する単純な作品紹介をすれば
洋画には無限に近い
SF的設定がしっかりした作品はあるので
あくまで代表的作品ですが
「2001年宇宙の旅」
「ブレードランナー」
「アンドリューNDR114」
「ザ・フライ」
「スタートレック・シリーズ」
などなど・・・
日本のアニメ・漫画には
そういう作品は少ないが「ガンダム」より
・・・という前提なら
「攻殻機動隊」「AKIRA]「風の谷ナウシカ」「未来少年コナン」
※たぶん質問者さんいは「意外」と思われるでしょうが
科学的設定では「機動戦士ガンダム」より
「宇宙戦艦ヤマト(1974年/1作目)」の方が
かなり、しっかりした科学設定がされている作品です。
(ただしリメイク版「~2199」はお粗末ですが)
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あくまで「個人的」にですが
「大型人型戦闘機械」を戦争の道具にしている時点で
既に「SF(サイエンス)」的には
「カッコよさ優先」という設定だと思っています。
そこを「あえて」という点で
いわゆる「ロボット物」に限定すると
「機動警察パトレーバー」
「アルドノア・ゼロ」
くらいは「科学的」な設定はしっかりしていましたね。
人間が乗り込んで戦う機械と言う点を
つきつめると「装甲騎兵ボトムズ」の
全高5mくらいの1人のりロボット(AT)が
人型兵器としては、一番リアルっぽい感じはあります。
ただ、こうした科学的正確さと
「作品の面白さ」は話が別で
大抵の場合「作品が面白い」と思うと
その中の描写にリアリティーを感じるのが
視聴者の傾向です。
この「作品の面白さ」と
そこで描かれている「科学的描写の正確さ」は
切り離して考える事が
なかなか難しいのが現実です。
特に「人気作品」になるほど
「面白さ」に引っ張られて
「リアルっぽい」と思う方が多いので
「ガンダム」なんかを真面目語る場合は
そこを、少し自制して考える事をお勧めします。