昔、談志師匠が、本当に良い落語は、「聞いたその場で面白い」んじゃなく、後から、「なるほど。そういう事だったのか！」と腑に落ちるのが良いと言う話をされてました。他人から笑わされるんじゃなく、自ら、なにかを発見したり、気がついて、つい笑顔になってしまうのが良いって言う話をされていたので、 ＜やはりオチや要所でワハハと笑えないようだと落語を聞く意味はないのでしょうか？ って事はないですよｗ。 落語を聞いて、何と言うか、なにかの拍子で、ああ、あれはこういう意味だったのか！腑に落ちたって、その時に、笑えるなら、十分に聞く意味があります。 年寄だと、なんだかんだでいろいろ経験があるので、聞いてる最中にも簡単に腑に落ちるんですが、経験ないと意味がわからんｗって事もありますからね。いろいろ経験積んで、ああ、あの時のネタとオチは、こういう意味だったのか！やっと腑に落ちた！って笑顔になれる時が、いつかは訪れます。