聖書を絶対視するキリスト教の宗派って根本的なところに矛盾がありますよね。 そもそも聖書を聖書として認定したのはカトリックや正教なのに、そのカトリックや正教を否定してる時点でおかしいとしか思えませんが

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そもそも、聖書を聖書と認定しているのは、各宗派ごとです。 カトリックはカトリック、正教会は正教会、プロテスタントはプロテスタントごとですから、おかしいと言うのは的外れです。 そう言えるのは、同じ文書群を聖書として採用している場合でしょう。 聖書の正典化は長い歴史があり、また不明な点もあります。 ヘブライ語聖書(旧約聖書)の正典化は、BC200年からAD200年の間に行われてます。 正典化のプロセスは、トーラーはBC400年頃、預言者の文書群はBC200年頃、その他残りの諸書はAD100年頃に正典化されたというのが一般的な見解です。 以前、言われてたヤムニア会議での正典化という見方についは、1871年のハインリヒ・グレーツによって最初に提唱され、20世紀で支持を集めた学説ですが、1960年代以降、この理論は疑問視され、現在では信用されなくなっています。 結局、いつヘブライ語聖書が正典化されたのか、現在はコンセンサスがないのが現状です。 初期時代は、ギリシャ語の部分は70人訳聖書を引用していて、カトリックも正教会も旧約聖書として取り入れいているのはこの70人訳聖書です。 その結果、ユダヤ教・プロテスタントとカトリック・正教会の間で旧約聖書の文書群の違いが発生しています。 ユダヤ教が今正典としているのは、AD300-500年にラビによって認識されて権威さるものとされているマラソ本文の24冊です。 プロテスタントはこの正典化を元にして、旧約聖書の正典を定めました。 また、カトリックと正教会でも旧約聖書の部分では口違いがあります。 カトリックが入れず、正教会が入れているのは「マナセの祈り」「第1エズラ記」「第3マカバイ」「詩編151篇」となっています。 カトリックと正教会でも、同じ旧約聖書の内容ではないんです。 新約聖書の文書群27冊は、アタナシウスが書いた手紙の中に記されています。 アタナシウスが示した文章群は、カトリック、プロテスタント、正教会がそのまま受け入れいているものと同じです。 そして、アタナシウスは、カトリックでもないですし、正教会でもありません。カトリックと正教会が分離して宗派として誕生したのは11世紀です。 カトリックの正典は、カトリックの教会法で何度か確認しています。 382年のローマ公会議、393年のヒッポ教会会議、397と419年のカルタゴ公会議、1431-1449年のフィレンツェ公会議、1545-1563年のトレント公会議です。 この中で、旧約46冊と新約27冊を正典として確認してます。 正教会は692年のQuinisext公会議で確認した正典はセルギウス1世 (ローマ教皇)が拒否してます。 その後、カトリックのように一致して確認した公会議についての情報はなく、あるのは今受け入れられている聖書の文書群のリストです。

トリックや正教は一枚岩なのではなく、プロテスタントもまた同様です。 キリスト教を宗派で捉えることには、矛盾があります。

聖書に無いことや、反する事を教えてるカトリックは、堕落している

聖書から一歩も出てはならんといってフラットアースだの反進化論だのいいながら、パソコンでインターネットやってる矛盾には気づかないアホばかりだと思います。

カトリックや正教を何が何でも完全否定しているわけではないと考えます。