おおむね あっていますが、スターリン時代には、ソ連から中国への支援は、朝鮮戦争(1950-53年)にかかわる軍事援助と近代化の助けがなされており、中ソの間には対立はありません。 スターリンの社会主各国への締めつけは、非常に強く、暴力的ですらありました。中国は「帝政ロシアに奪われた領土を返してくれ」といった要求をだすことなど出来ません。 独裁者スターリンの国内での大粛清(死者数百万人、シベリアや中央アジアへの流刑者はその何十倍)はあまりにも酷かったので、1956年に後継者の地位を安定させたフルシチョフが その無慈悲ぶりを批判したのです。 ところが毛沢東は、独裁者である自分への批判だと思い込んで「建国の父あるおれへの批判は許すな」と 激しく反発したのです。 1960年頃には、中ソ対立が激しくなっていました。