住吉物語の現代語訳をお願いします。
住吉物語の現代語訳をお願いします。 中将は長月のころ、長谷寺に詣で給ひて、七日籠もりて、また異ごとなく祈り申させ給ひけり。七日といふ夜もすがら行ひ明かして、暁方に少しまどろみ給ふに、やんごとなき女房の、うちそば見えゐ給へるを見給へば、わが思ふ人なり。うれしく、「かく悲しきことを思はせ給ふらん。いかばかり嘆くとか知らせ給ふ」とて恨み給へば、姫君、「かくまでおぼしめすとは知り侍らず。御心ざしのありさま、ありがたく見侍れば、参りつるなり。今は帰りなん」とて立ち給ふを、「いかに、おはしどころを知らせさせ給へ」とて、袖をひかへ給へば、 までお願いします。
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