日産を復活に導いたカルロスゴーンですが、ハイブリッドに投資しなかったミスを認めていませんが、当時の日産はハイブリッドを開発する力は無かったんですか?

補足

tvk「新車情報」公式 日産 ティーノ ハイブリッド 2000年5月8日放送 https://www.youtube.com/watch?v=6niSy1kkZoA

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ティーノハイブリッドは100台限定で、形式的には一般販売もしたものの実質公官庁向けで一般に売る気なしの車でしたから完成度は低いです(スズキ・ツインハイブリッドも似たような代物です)。カタログ燃費がプリウスに見劣りするだけでなく、実燃費はティーノのガソリン車と大差なかったとか。 一方でまともなハイブリッド車としては、フーガハイブリッド(2010-2022。海外ではインフィニティ・M35ハイブリッド(2011-2022)として販売された)を先頭にシーマハイブリッド・スカイラインハイブリッド・エクストレイルハイブリッド(2015-2022)が投入されています。いずれも2クラッチ・1モーターのパラレル式ハイブリッドでそれなりに好評でした。 他にマイルドハイブリッドにも手を出しましたが、スズキとは違って成功せずごく少数の車種への搭載に留まりました(その理由は当初「S-エネチャージ」を名乗るも2年程で改良版を「マイルドハイブリッド」と命名する謙虚さ、もしくは「なんちゃってハイブリッド」と呼ぶ層を牽制して反論を封じるしたたかさにあるのかもしれません)。 当然ながらこの時ゴーンは日産のCEOの座にありました。 …が、何らかの理由で2022年にパラレル式ハイブリッドを廃止します(以下によれば騒音規制をクリアできないというのが理由とのことですが)。これによってフーガとシーマは車種自体が消滅、スカイラインはガソリン車のみとなりました。 https://www.webcg.net/articles/-/46278 そしてハイブリッドシステムはノートなどの小型車に2016年より採用を開始したシリーズ式ハイブリッドであるe-POWERに一本化されます。これによって日産の抱えるCセグメント以上のハイブリッド車はエクストレイルとシルフィ・デュアリスとなり、また高速走行での燃費悪化の大きなシリーズ式ハイブリッドしか選べなくなりました。これが北米や中国で裏目に出ました。 当然ながらこの時ゴーンは既に日産を去っていました。 いずれにせよ株価でみると今日の業績低迷が始まったのはゴーンの去った後の2019~2020年頃です。 そういう訳で日産の現状を招いたのはゴーンの失策ではなくゴーンより後の経営陣の失策です。ゴーンの失策を挙げるとするならリバイバルプラン開始時のおよそ2倍の販売台数という拡大成長路線と北米市場重視・中国市場重視路線そしていずれ来る拡大成長路線から限られた市場を奪い合うサバイバル路線への備えですが、それよりもこの路線を経営の陰りが見え始めた2019年以降今日に至るまで全く修正せず継承したゴーン以降の経営陣の無能さのなせる業でしょう。ミッドウェー以降各地で敗北を続け、絶対国防圏を失ってからも1年以上惰性で戦争を続けただけでなく、空爆で主要都市を失い本土決戦寸前まで戦争を続けたかつての日本に似ています。そして責任をゴーン一人に押し付けようとする世論もかつての日本にそっくりです。

EVまでの繋ぎとして、開発費をかけずにエンジン駆動できない欠陥だらけのe-POWERでお茶を濁したと思います。 ホンダと経営統合すれば、出来の悪いe-POWERは捨てられて低燃費のehevに置き換わると予想します。

ハイブリッド開発してたけど短期的な利益が出ないので早々と中止しました。e-power以前はs-HYBRIDというなんちゃってシステムを採用してました。 カルロス・ゴーンはコストカッターしか出来ない人間ですし、ミスは絶対に認めません。

その考え方も一理ありますが、私はエンジン駆動に頼るハイブリッドより100%モーター駆動のe-powerがよりEVだと思うので、今回は後出しじゃんけんで負けたんだと思います。 プリウスより早くe-powerが発売されてたらハイブリッドのスタンダードはノートだったかもしれないと思います。 他にも原因は売る車種が少ないとか諸々ありますね