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こうてん。 「大会は、当日がコウテンの場合でも室内で開催します。」 では、コウテンが「好天」なのか「荒天」なのか判別できませんよね。

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〈も〉(副助詞) ⑦ある物事(特に極端な物事や高い評価を表す物事)をとりたてて、通常は成立しないがと一歩引く気持ちを添えながらも、この場合は大いに成立すると主張してその文意を強める。…(で)さえも。…といえども。…でも。「弘法も筆の誤り」「名人も真っ青」(『明鏡国語辞典』) 「大会は、当日が【コウテン】の場合で『も』室内で開催します。」 この「大会」が何の大会かはわかりませんが、例えばバドミントンなど元々室内で開催されることが決まっている大会であれば、「荒天」でも問題なく開催可能ですので当日の天気は関係ありません。逆に盆踊り大会や運動会など、一般的に屋外で行うイメージが強い大会は「好天」なら屋外で、「荒天」なら室内で行うということになり、当日の天気が開催場所に影響を及ぼします。 「大会は、当日が【荒天】の場合で『も』室内で開催します。」 →これだと、荒天の日に室内で開催するのは当たり前なので、強い意外性を表す副助詞『も』を付ける意味がありません。よって日本語として不自然です。 「大会は、当日が【好天】の場合で『も』室内で開催します。」 →これだと、好天の日は外でやるべき大会であるにも関わらず、好天の場合といえど『も』室内で開催するという強い意外性のある答えとなり、『も』を使う意味が発生します。 従って【好天】が、この問題の正解となります。 ※なお「当日が【荒天】の場合『は』室内で開催します。」であれば、「好天なら室外、荒天なら室内」という意味になるので、【荒天】が正解となります。

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同じ読みで意味が正反対の言葉は「余震」「予震」や「冷遇」「礼遇」などいろいろ存在します。普通は文脈で判断できるので大した問題ではないです。