60代後半男性。 慢性の心房細動です。 人間ドックを毎年受けていたのに、いきなり慢性かよ、と思いました。 専門医によるとカテーテルアブレーションでの完治率は正直50%未満。

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心房細動治療経験者です。私の場合は、発作性の段階でのアブレーションが成功し、今は薬も飲んでいませんし、通院もしていません。 質問者様の場合は、既に長期持続性(慢性)であれば、やはり、根治は難しくなると思います。 ただ、仮に根治しなくても、心房細動が出ている時間が減り、それだけ心臓への負担が軽減するということは期待できるかも知れません。まだ60代でいらっしゃいますから、この先、ずっと心房細動が出っぱなしですと、血栓などは薬で回避できても、心機能は低下していきますし、血流が悪くなることで、認知症のリスクも出ると言われています。 後は、他の回答者様も述べておられますが、抗血液凝固剤は完全に血栓リスクを消してくれるわけではありませんし、この薬にもいろいろな副作用があって、100%安心と言うことではありません ですので、とりあえずはアブレーションを受けるという選択肢もあるとは思います。慢性の場合は、2回、3回のアブレーションは普通です。そこまでの覚悟がおありなら…という話になりますが。 あとは、今、注目されている左心耳閉鎖法(ウルフ・オオツカ法)という手術もあります。ググって調べてみられてください。アブレーションでは治りにくい国内の患者さんが全国から手術を受けに来ておられるだけでなく、海外の患者さんも、この手術を受けるために来日しておられます。これについて、調べてみられて、こちらも検討されたらいかがでしょうか? お大事に。 追記、 カテーテルアブレーションが成功すれば、「抗血液凝固剤を飲まなくてもよくなる」というメリットはありますが、患者さん本人の体調、持病などにより、仮に、カテーテルアブレーションが成功したとしても、一生、抗血液凝固剤を飲むことを推奨される場合があります。 すでに慢性になっておられると言うのであれば、その辺も医師に確認しておいてください。つまり、「仮に、カテーテルアブレーションが成功すれば、抗血液凝固剤を本当に飲まなくても良くなるのかどうか…」ここの確認です。実際のところ、ここで「あてが外れた」と言う患者さんもいらっしゃいますので…。 左心耳閉鎖術であれば、血栓ができる原因となる箇所を手術で取り除いてしまうので、血栓のリスクはなくなり、薬は飲まなくても良くなると思います。これについては、また詳しくお調べください。

心房細動は、必ずしも自覚症状があるとは限りません。症状が出ている方が対策はとれます。自覚のないタイプほど怖いものはありません。慢性のものは直りにくい。抗凝固剤をずっと飲み続けないといけません。これがやっかいで、内視鏡検査や歯科治療などで支障があります。ちょっとのケガでも出血量が多い。ことに痔はすごい。抗凝固剤を飲んでいれば安心というわけでもない。血栓はできないけど、くも膜下出血や脳溢血のリスクは高くなります。 お酒好きですか