占い
命術(出生日から占うもの)が一番信頼性に欠けると思うのですが論破してください。 たとえば戦後の日本で最も出生数が多い年は1949年(S24)だそうです。 2,696,638人生まれていて、これを仮に365日で割ると7,388人になります。 同じ日に生まれた人が7,388人もいるのです。 7,388人もいれば、 頭の良さ、 容姿、 健康、 家庭環境など、 それぞれにおいてバラツキがあるはずなのです。 さらに人生で遭遇する出来事にしても一致しているとは考えにくいです。 ほぼまったく同じホロスコープや命式であるにも関わらず、です。 「それは生まれた時間が違うからだよ」 という人もいることでしょう。ではその計算もしてみます。 西洋占星術のアセンダントとか、四柱推命の時柱は、 だいたい2時間ごとに次のものに移動するそうなので、 この1日あたり7,388人を12で割ります。するとそれでもまだ615人もいます。 ほぼまったく同じホロスコープや命式の人が615人もいるのです。 さらに細かく割ってみます。 前述の通り同じ日に生まれたのが7,388人で、 12(2時間区切り)で割ると615人、さらに、 48(30分区切り)で割ると153人 96(15分区切り)で割ると76人になります。 15分の中の差しかない人でも76人もいるのです。 「それは生まれた地域を計算にいれてないからだよ」 という人もいることでしょう。では別の計算もしてみます。 東京都で最も出生数が多かった年は1967年(S42)の24万人とのことです。 24万人を365日で割ると1日あたり629人になります。 この同じ日・同じ地域に生まれた629人を、 12(2時間区切り)で割ると52人、 48(30分区切り)で割ると13人、 96(15分区切り)で割ると6人になります。 同じ地域に生まれて、 時間としても15分の中の差しかない、 ほぼ限りなくまったく同じホロスコープや命式の人が6人もいるのです。 いうまでもなく、それでも生まれもった条件(遺伝子や環境)や、 人生で遭遇する出来事が違っているはずです。 占いにもいろいろありますが、 やはり命術(出生日から占うもの)は信頼性に欠けるのではないでしょうか。 みなさんの考えを聞きたいです。