矯正歯科専門開業医です。 大学病院の矯正科ならある程度の仕上がりは期待出来ますが、長期の経過観察という意味では認定医を取得し開業されている矯正歯科医院に分があるかもしれません。 加齢により口許が後退して来るのは、中年になってからです。 当院でも現在抜歯矯正治療完了から３０年経過した男女の患者さん２名が、再矯正治療中です。 どちらの症例も抜歯矯正した事で、口唇の張りが失われ少し老け顔になってしまっています。 抜歯矯正の弊害を考慮し、最近15年以上は全ての症例を非抜歯で行う様になりました。 あなたも10代後半で老けるという事はあまり考えられませんが、数十年後に再矯正治療が必要になった時には、大学病院であなたを診てくれた先生は退職されているでしょうし、資料も残っているか疑問です。 お近くの認定医の医院を探し、セカンドオピニオンを受けられても良いと思います。 https://www.jos.gr.jp/roster