「ビスコぼうや」と呼ばれているようなので、男の子で間違いないですが、特定のモデルはいないそうですし、ビスコが作られたのは昭和の初期ですので、その頃はジェンダーとか全く意識してないと思います。
子供達に栄養をとって元気に大きく育って欲しいという企業の希望を絵にしたら、依頼された画家がたまたま男の子を描いちゃった程度じゃないかと思います。
むしろ、小さい頃は男の子の方が体が弱いというのが定説、強く生き延びて欲しいという希望もあったかもしれませんよ。
コンプライアンスが叫ばれる昨今、色々な企業のマスコットやロゴや商標が変わってきていますが、長らく国民に愛着されている商品のキャラクターが変わると逆に何かあるのか?と勘繰ってしまいます。
ハラスメントも差別も、受け取る人がどう思うかによるのでしょうが、少なくとも、「ビスコ」のコンセプトは美味しく食べて強くなれ(カルシウムや乳酸菌入りだし)!程度で、差別も蔑視も全く意図しておらず、男女に関係なく全世界に向かって呼びかけてると思います。多分。
50を過ぎたおばちゃんですが、数日前、腸活だと言いながら職場でのお茶の時間に同僚さんみんなでビスコ食べたところです。
男の子を大事にして女の子は格下みたいな考え(ある意味儒教的な)は、単に古い考えというよりも浅はかな弱さ、間違っていると思います。
ただ、ビスコの絵を見て女性蔑視と感じるのも、古典的男尊女卑思想の影響を無意識的にでも受けているからとも感じます。
美味しいものを前にして、老若男女は全く関係ないと思います。