ダンプカーと軽自動車がけん引ロープで引っ張り合う場合、作用反作用の法則が適用されますが、両車が動かないわけではありません。 ・作用反作用の法則は、2つの物体間で等しい大きさで逆向きの力が作用することを意味します。しかし、この力が物体を動かすかどうかは、物体の質量や路面との摩擦などの条件によって変わります。 ・ダンプカーの質量が大きいため、軽自動車がけん引ロープを引っ張っても、ダンプカーをほとんど動かすことはできません。一方、ダンプカーがけん引ロープを引っ張れば、軽自動車は引っ張られて動き出します。 ・つまり、作用反作用の力は等しいものの、ダンプカーと軽自動車の質量の違いにより、実際の運動は異なるのです。両車が完全に動かない状態になることはありません。