南海8000系のベースをずっとe231系にしたせいでJ-TRECから製造費を値上げさせられてしまいましたが、なぜ南海はその時に車体をe233系ベースに変えたり、

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ありがとうございます。南海8000系はe231系と似ていながら、南海の独自設計が盛り込まれた車両だと改めて再認識しました。

お礼日時:11/26 21:43

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南海8000系をE231系ベースという人が多くいますが、部品や治具を共通化しただけで、それ以外の部分(20.6mの車体寸法、カーテン付きの窓枠、関西流の2つに別れた冷房、南海の従来車(1050系)と同等の機器構成など)は南海独自のオーダーメイドであり、平たくいうとE231系に似た別物です。 あと動画でも触れられてますが、車両の設計が古いというよりかは、南海電鉄の年間あたりの発注本数が少なすぎるのと、E233系世代で定められたSustina規格(同社の中小私鉄・第三セクター鉄道向け標準規格)が南海の規格に対応できず、特注扱いになって高価になるのが、南海がJ-TRECよりも少数ロットや特注に安く対応できる近畿車輛に乗り換えた最大の原因のようです。 東急車輛時代は京王電鉄とともにオールステンレス車を最初に採用した会社のよしみで8000系の製造を格安で請け負っていたようですが、2009年のJALの破綻で東急グループの経営がコケて、東急車輛をJR東日本に売り飛ばしてJ-TRECになった時の経営の立て直しを考えると、年間8~12本程度しか製造しない、Sustina(標準規格)にも対応できない南海のために格安でフルオーダーなどやってられないという話になったのでしょう。 ちなみに関東私鉄で最小の相鉄が導入した10000系・11000系・12000系ですら年間50両~10両入れてますし、E231系やE233系との変更点は南海8000系より大幅に少ないです。