服飾系の大学に進学する際、実際に服を作った経験がなくても問題ありません。 多くの服飾系大学では、入学時点で服作りの経験は必須とされていません。むしろ大学で基礎から学ぶことを前提としています。入学後に、デザイン、裁縫、染色など、様々な分野の基礎を学んでいきます。 実際に、高校時代に家庭科の裁縫程度しか経験がない、または全くない学生が多数入学しています。大切なのは、服飾や繊維に対する強い関心と意欲があることです。 ただし、ポートフォリオの提出を求められる大学もあります。その場合は、デッサンや作品などで自分の創造性や適性を示す必要があります。入学後に基礎から学べるよう、大学側も配慮しています。 経験の有無に関わらず、服飾に対する熱意と向上心があれば、十分に服飾系大学で学ぶ資格があります。