2部式は振袖では聞いたことないです。
2部式のメリットは自分て着やすいことですが、振袖は自分で帯が結べないのでどうせ着付けを頼みます。
そうなると着付け師さんは慣れない2部式より普通の振袖のほうが着せやすいです。
2部式は下手すると着付けを断られる可能性もあります。
2部式のデメリットは着姿がイマイチなことです。
おはしょりや裾周りで微調整が効かないので、体に沿ったキレイな着姿が作れません。
特に裾すぼまりはどうやってもできないので、スタイルが悪く見えます。
生地は何mを…とのことですが、普通の洋裁用生地で作る予定でしょうか??
成人式で着るような晴れ着の振袖は絵羽といって縫い目をまたぐように柄が描かれていることがほとんどです。
絵画のように繋がるよう柄が描かれた振袖用の反物というのが呉服屋で売っています。(安くはないです)
素材は絹か化繊です。
洋裁用の布は柄が繰り返しになっていて、そういう柄の着物は小紋といい格が下がります。
振袖の形をしてるものの普段着レベルのカジュアルになってしまうんです。
TPOにはそぐわないですし、周りと比べて見劣りすることは覚悟したほうがいいと思います。
また、和裁は洋裁と違い、基本的にミシンを使いません。
浴衣のような裏地のないものなら割と簡単ですが、振袖は裏地があるので針目が見えないように手縫いせねばならず、かなり難易度が高いです。
和裁未経験者がいきなりチャレンジしてできるようなものではないです。
洋裁からっきしの人がいきなりウェディングドレスは縫えないのと同じことです。
どうしても自作してみたいならまずは浴衣→絹の単衣→袷の小紋と作ってみるといいと思います。