テレビ離れは加速するしかないと思います。しかし決してゼロになるのではなく、正しく市場競争の場に引き摺り込まれるだけでしょう。
これまではテレビ局が唯一の映像メディアとして君臨し続けていました。他のメディアや業界の人間はテレビ局更にその前段階に電通などに話を通さないと発信できなかった訳です。今でも日本の報道は記者クラブがそれに加盟していない事業者を会見に入れない、という既得権益に守られています。
記者クラブの存在とYouTubeチャンネルより広い層に届く、というところぐらいが優位性として残るんですかね。海外から記者クラブ制度は報道の自由を著しく下げるものとして批判の的となってはいますからいつか変わるかもしれないですね。
10年後はネットメディアと大差なくなると思います。規模はデカいし、老舗ではあるけどあくまで選択肢の一つ、ぐらい。高齢者世代もその内去っていくでしょうし、テレビっ子だった人もテレビを捨てたりしてますからね。情報公開の仕方も最近は企業がメディアを通さず独自にYouTubeで公開しますからね。取材や会見に行くより、向こうから出されるこっちから調べて情報をまとめる、みたいな仕事が増えてそうです。
テレビ局が他の報道業者と対等な戦うのはいいことだと思います。今まで談合してるようなもんでしたし、それに対して公取も報道の自由がどうとか言われたりして動けないところですからね。メディアリテラシーを学ぶ重要性は上がりますが、在京5局さえ談合してしまえば国民を騙せていた状況から脱却できるのですからいいことです。