戦後のドイツ海軍はなぜ水上艦艇を全てフリゲートと呼称しているんですか? 戦前は駆逐艦や巡洋艦など分かれていたのにどうしてこのような艦種分けになったのでしょうか?

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日本が駆逐艦、巡洋艦じゃなくて護衛艦って言ってるのと似たようなもんちゃう?知らんけど笑笑

フリゲートが多数というだけで、哨戒艦、駆逐艦、コルベットなども保有しています。 3つの観点の説明があります。 1)戦後再軍備については専守防衛、沿岸警備と通商確保に制限されていた。大型艦艇(巡洋艦以上)や空母の保有は禁止されていた。その後、ジェット戦闘機や潜水艦が高度化し、海外に領地の無いドイツは広い海洋防衛の必要がなくなって空母や巡洋艦を持つ必要性を失った。そのため駆逐艦やフリゲート中心の海軍のまま現在に至っている。 2)米海軍が戦後、大型駆逐艦、教導駆逐艦を「フリゲート」として新たに制定した。軽巡洋艦に替わりミサイル搭載やヘリコプター搭載など新機能を搭載した艦種であった。巡洋艦に替わる存在を求めていたドイツ海軍が新監種として取り入れたが、 英仏は駆逐艦の下位で駆逐艦よりも火力の小さい、護衛駆逐艦や対戦護衛艦をフリゲートと呼んでいたので、米海軍とは呼び方が異なり、NATO内部で一時期混乱があった。1970年代に米海軍がNATOに合わせた艦種変更を行い、旧フリゲートを新巡洋艦や駆逐艦に再分類、護衛駆逐艦をあらたなフリゲートとし、英仏と足並みをそろえた。 3)フリゲートの役割変化と標準化によるコスト削減 ミサイルが発達し大型の艦砲を搭載する必要性が無くなった。 海軍の役割は通商保護と洋上の対空ミサイル基地となっている。対空ミサイルを搭載する大型駆逐艦を護衛し、防空監視や対潜水艦監視がフリゲートの主任務となった。 また、フリゲートはNATO内で装備や設備の共通化を図っているためコストが削減され、数をそろえる上で役立っていることも数が多い原因。

現代の艦種というのは言ったもん勝ちなので。 その国がどう考えているかが基準であり、能力や規模には必ずしも比例しません。 海自も、明らかに空母である艦を駆逐艦と言ってるでしょ? 似たようなもんです。