DTMソフトウェアでエフェクトのかかり具合をピッチやベロシティごとに変えるには、以下の方法があります。 ・モジュレーションマッピング機能を使う 多くのDTMソフトウェアには、モジュレーションマッピングと呼ばれる機能があります。これを使えば、ピッチやベロシティなどの値に応じてエフェクトのパラメータを変更できます。具体的な手順は使用するソフトウェアによって異なりますが、一般的にはエフェクトのパラメータをモジュレーションソースに割り当て、その割り当て方法を設定することで実現できます。 ・マルチ出力を使う 一部のDTMソフトウェアでは、マルチ出力機能を使ってピッチやベロシティの範囲ごとに異なるエフェクトを適用することができます。音源から複数の出力を作成し、それぞれに異なるエフェクトチェーンを設定します。そして、ピッチやベロシティの範囲に応じて出力を切り替えることで、エフェクトのかかり具合を変更できます。 ・サンプラーを使う サンプラープラグインを使えば、サンプル単位でエフェクトを設定できます。ピッチやベロシティの範囲ごとにサンプルを分割し、それぞれに異なるエフェクト設定を施せば、目的を達成できるでしょう。