①素材……毛織物だと毛の表面が鱗状組織になっているため、洗濯機で揉まれると、この鱗が絡み合い、剥がれてしまいます。 鱗があるから温度や湿度の調整をしてくれる、生きた繊維と呼ばれる所以です。 逆に言うと毛織物でなければ洗濯機可能です。 特に化繊は色落ちも少なく、かなり手荒に扱えます(程度はあります)。 で、毛織物は形状記憶のシャツのように化学ガスをかけて定着させてあります。 ただし、この場合も洗濯ネットに入れること、 ネット一つにつき、一着にすること。 もちろん、上下は別々にしてください。 あとは弱水流とかぬるま湯とか、洗濯表示を御覧ください。 もっとも、多くの洗えるスーツは化繊製だったりします。 裏地をひっくり返して見て下さい。 ポケットがネットになってるはずです。