ペーパー掛けは磨くんでなく研磨でも｢研ぐ｣んです。 磨きは艶を出す研磨。 ヘッドライトを綺麗にするとしても、手磨きじゃ1～2ヶ月、もっても3～4ヶ月程度でしょう。 黄ばみはマジックリンや水垢落とし等で簡易に劣化層の表面を落とす、水洗いしてから水研ぎペーパーの600番から水を使いながら白濁研ぎ汁になるまで丁寧に劣化層を落とす。 ペーパー掛けは一定方向のみではなく、WAX掛けの様に細かく円を描く様に研ぐ。 初期のみ一定方向で構わないが、ペーパー掛けにしてもコンパウンドで磨くにしても一定方向だけでは傷の方向が揃ってしまうだけ、円を描く事で様々な方向の傷となり消しやすくもなる。 ペーパーは600→800→1500→2000→3000超と行う。 手磨きでは1500番程度のペーパー仕上げでは荒過ぎて磨くのも大変でもあれば、ペーパー傷が消し切れず短期間でペーパー目が出やすいので最低でも3000番、可能なら5000～8000番仕上げにしてコンパウンドで磨いてヘッドライトコーティング等で仕上げ。 ポリッシャで2000番程度でも磨けるが、ペーパー目を気にすると3000番まで入れてペーパー目消しを行ってからの方が磨くには早いしペーパー目が出にくい。 長期的にクリアなままで維持したいなら、3000番まで仕上げて2液ウレタンクリアを塗ってしまうこと。 ただプライマー(ミッチャクロン等)を入れないと3～4年程度ではがれが発生しだすため、はがれ発生を極力抑えるならプライマー必須。