ドロエチにも避妊効果があります。 ドロエチを飲み忘れ無く毎日決まった時間に服用していれば毎回膣内射精でも妊娠する可能性は殆どありません。 殆ど0です。 ドロエチ添付文書 7. 用法及び用量に関連する注意 7.3 服用開始日 本剤を初めて服用させる場合、【月経第1日目から服用を開始させる。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、妊娠のリスクを考慮し、飲みはじめの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を用いること。】 https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00070521#par-7 この記載は避妊用ピルと同じです。 生理初日から服用出来なかった場合は妊娠するといけないから他の避妊方法で避妊してください。 と言っています。 逆に言えば生理初日から服用すればコンドーム等を使う必要が無いと言う事です。 ただし、これは飲み忘れ無く毎日決まった時間にドロエチを継続して服用する事が前提になっています。 もちろん継続して服用していれば服用をやめるまで避妊効果は続きます。 よく勘違いされるのが健康保険適用のピルには【避妊目的で使わないこと。】と記載がある事です。 健康保険制度は病気を治療する為の制度です。 一方避妊は病気ではありません。 避妊用ピルは健康保険適用で処方してはいけないので月経困難症治療用ピルには【避妊目的で使わないこと。】と書いてあります。 この記載を間違って解釈をして月経困難症治療用ピルには避妊効果が無いと言う記載がネットにはよくあります。 避妊目的と避妊効果は違うと言う事です。 また、ドロエチはヤーズのジェネリックなのでヤーズと同じ成分です。 ヤーズは海外ではメジャーな避妊用ピルとして使用されています。 ヤーズは避妊に対する臨床試験も行っていますがヤーズの避妊用ピルとしての避妊効果は他の避妊用ピルと遜色がありません。 当然避妊用ピルとしてのデータも取ってあります。 同じ成分のドロエチにも同様の避妊効果があります。 参考動画 高橋玲奈医師が月経困難症治療用ピルの避妊効果について説明しています。↓ https://youtu.be/XMScny-zOnc ヤーズ=ドロエチとして動画をご覧ください。 因みに、添付文書は医薬品について詳しく説明をした法律で作成が義務付けられた重要な公的文書で医師や薬剤師が投薬指導等に使用する文書です。