土地のみの路線価から更に建物のたてこわし費用や仲介手数料、共有財産になってから売れるまでの固定資産税など全ての予測経費を差し引きした価格を算出して末の弟にどうしたいか聞いてみては?
土地の固定資産評価額を四等分して、単純に末の弟に権利を譲れば、経費を差し引くことなく(経費を弟任せにして)自分たちは
お金を手にすることができる可能性もあります。 ↓
末の弟が売却などを一手に引き受けて行うのが一番控除も使えて税金がやすくなるため、上記の算出できょうだいに持ち分の買い取りを依頼されるかもしれません。
末の弟さんは自身の引越や建物のたてこわし費用、収去登記手続きなどを一気にこなす必要が無くなるため、かなり助かるでしょうし、手持ちの現金が無くても土地を担保に借入も可能になりますので、それを支払いに充てることも出来るでしょう。
もちろん、実家の土地は不要、末の弟も同意の場合は最初に書いた方法で解決が望ましいかもしれません。
正直、立地がよくなく土地を活用できる子どもがいれば、言い方はわるいですが、押し付けちゃった方が無難です。
土地価格の下落の激しい地域では、固定資産評価額を売却価格が下回る地域も出始めています。(災害マップにより、地域内の危険度でかなり下落地域が発生してます。)
維持費など経費がかかり続け管理も大変なので。引き受けたひとはかなり負担になります。そういう意味でも、ババ抜き状態でお金のある誰かに相続分又は遺留分くらいで現金取引して早抜け出来るとラッキーでしょうね。(笑)
たてこわし費用は一戸建て200~300。更地にして売らないと古家つきは足元みて買い叩かれますし、売却に関しては不動産屋に素人は勝てません。東京などの都心でもないと売る側が得を得られる世界ではないので、調べれば調べるほど売却による相続ってややこしいし、時間や経費や手間がかかります。ある程度覚悟が必要ですね。