今期のヤマダ電機は家電量販店としては一人負けに近いですね。リベートで利益の先喰いをして毎回毎回見た目の数字をおっつけてきてますが、どこかでリセットしないとですが、転換社債の償還絡みでそんなことできっこないのでそのまま走り続けている感じです。
また、会社全体の売上についても見た目の形は保っていますが、家電部門に限ると右肩下がりです。他業種を吸収合併することで全体数値を維持している状態です。経営状態が悪化して資金回収が難しくなった企業を銀行屋からシナジーがーとかって上手に騙されて買わされているように見えます。
ただ、今はそうでも先は誰にも分かりません。近年、家電量販店の展示場化リスクが指摘されていますが、他業種を抱えるヤマダは展示場化が加速しても案外しぶとく持続しそうでもあります。