日曜劇場「海に眠るダイアモンド」の映像について質問いただき、ありがとうございます。 端島には人が降りれる砂浜のような海岸はありませんでした。島全体がコンクリートで囲まれた人工島で、周囲は直立した岸壁になっていました。連絡船の乗降にも桟橋はなく、ロープで吊り上げられる仕組みでした。 また、手漕ぎボートで中ノ島に渡ることもできませんでした。中ノ島と端島の間は水路があり、船で行き来していました。 つまり、ドラマの中で描かれた砂浜のシーンや手漕ぎボートのシーンは、実際の端島の風景とは異なる設定だったと思われます。ドラマの演出上、そのように描かれたものと考えられます。高島出身の方のご指摘のとおり、実際の端島にはそのような場所はなかったようです。