新築がオール電化なら、壁掛けタイプの業務用200Vエアコンですかね。
窓の断熱性能も高いと思われますが、シーリングファンは1つでしょうから、暖気上昇は防げず、一般家庭用モデルで床面まで暖かくするのは困難かと思われます。
都市ガス契約出来るなら、リンナイのガスFF暖房機RHF-1006FT は足元からパワフルに暖めてくれます。
燃焼で発生する排ガスは屋外に排気され結露しないので、エアコン同様室内は乾燥します。
CHOFU(サンポットブランド)のガスFF輻射暖房機は暖房性能は落ちますが、バーナー部分に窓があり輻射熱で暖かさを体感出来ますし、床暖房機能付きモデルなら温水マットを使うことで、ホットカーペットのように部分的に暖めることが出来ます。
FF式ではないガスファンヒーター、石油ファンヒーターの使用はやめた方が無難です。
結露が窓やクロスに発生すると思われますし、換気の必要があり、大げさに言えば室内空気を悪くします。
特に灯油は二酸化硫黄を放出するので、長期間使用すればクロスが黄色みがかり、なんとなく灯油の臭いを感じるようになります。
部屋の構造や断熱状況がよくわかりませんが、部屋の広さもさることながら、吹き抜け構造は寒いと認識して、適用畳数を上回る暖房能力機器を設置しないと補助暖房器具を追加しなければならなくなります。
エコ機能があるので、ガス暖房機でも燃焼を一時停止して無駄に室温が上昇しないようにすることも出来ます。
熱源としては灯油もありますが、屋外に灯油タンクを設置して配管給油させるモデルじゃないと、灯油購入、車からの運び入れ、カートリッジへの給油の手間がかかることになります。
また灯油タンクを設置するなら、石油給湯器にして給湯器にも供給して常に灯油を使用していかないと、タンク内の灯油が劣化し不良灯油になり、暖房機の寿命を縮めかねません。
オール電化なら業務用エアコン、ガスが使えるならFF暖房機を設置した方が快適に過ごせそうです。
どちらにしても、機器代金や設置費用は高額になりますが、安く済ませようとすると快適な暖房環境にならなくなるのは間違いなさそうです。