わたしの手持ちのマイクロカセットにはどれもリーダーテープがないです。たぶんマイクロカセットではリーダーテープがないのが標準的な仕様になっているんじゃないでしょうか。録再オートリバースのマイクロカセットレコーダーを使えば音切れが一瞬ですませられそうですし、それをセールスポイントに開発された機種もあるようです。ただし、マイクロカセットで120分テープは存在しないと思うので、2時間連続で録りたければ60分もしくは90分のもので音の悪さを覚悟して半速モードで録るしかないですね。
コンパクトカセットではリーダーテープレスというのはないようですが、オートリバース時の音切れや録音開始時の時間ロスを少なくすることを目的にしてショートリーダーテープを採用しているものがあります。ただしこれも120分テープで採用しているものとなるとないかもしれません。
かつてはビデオテープやDATなどがラジオの長時間録音に重宝されたりもしましたけれども、もはやテープにラジオ番組を丸ごと録るのに四苦八苦するのが時代遅れなんですよね。本体内蔵のHDDやメモリに録音する機器は大容量化や圧縮技術の改善が進んでもはや20時間でも30時間でもラジオを録るには十分な音質で連続録音できる装置があたりまえになっています。そういう録音機をつかえば外出や睡眠の間中、音切れゼロで録り続けることができます。予約なしで明日夜の番組を今夜から録り始めるようなこともとりあえずまる一日分を録ることだってできるんです。あとから聴きたい番組のところだけ聴くなり保存するなりできるのです。カセットテープで聴けるようにしたければ片面ずつ区切りよく割り振ってダビングすればよいわけです。したがってこの先カセットテープをめぐる環境が質問者の方が望むように改善されることはたぶんないと思います。2時間録れれば1分ほどの会話の途切れなど気にしない人がカセットテープでダイレクトに録り続けるのです。