大量購入とされている薬は「抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブ」（③④掲載の資料を添付)です。 ①２２年６月２９日→２３２万４０８０円 ②２２年１１月１７日→７１５万９８３４円 ③２３年５月１０日→６３６万５４５５円 ④２３年１１月７日→８５１万７２４５円 https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/yosanshikko/tekiseika/pdf/kyoso-buppin-r05.pdf だそうです。 ①はインフリキマブ単一の納入だけど、②以降は「インフリキシマブほか」とされています。 宮内庁は２４年度も上下半期にそれぞれ「インフリキシマブほか」を購入予定とされています。 さて、インフリキシマブを調べると、『初回注射後、2週、6週、以後8週間間隔（効果が薄い場合は６週）』の点滴であることが分かります。 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=39935#:~:text=%E9%96%A2%E7%AF%80%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%81%EF%BC%9A%E9%80%9A%E5%B8%B8%E3%80%81%E7%82%B9%E6%BB%B4%E3%81%A7,%E5%86%85%E3%81%AB%E6%B3%A8%E5%B0%84%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 １回が確か２万？ですが、ほとんどの場合は２か月に１度使用の薬です。 これを踏まえると①は数十人分の薬であると予想できます。 ②以降も定期的に買っているのは数十人分なんでしょうね。 宮内庁病院は皇族方専用の病院ではありません。 そして対象の薬は、関節リウマチ・ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎・乾癬・強直性脊椎炎・クローン病・潰瘍性大腸炎などに使われるようです。 総合病院なら、上記に該当する患者さんが数十人居ても不思議ではないと思います。