日本には、価格比較サイトサービスの価格.comがありますから
ここで下調べするのが、素人にはおすすめです。
価格.comに登録している業者で不正業者がいたら
もうそこで諦めるくらいのつもりで信用すればいいと思っています。
そうすると、ぜんぜん安く売っていないわけですが
Windows 10はすでに出荷が止まってけっこう経っていて
すでに少数の人が探して買うような商品になっています。
ですから、そんなに値下げする必要が無いんです。
それでもAmzonやヤフーや楽天などに行けば
安いものが見つかるんですが、そのうち不正なものが多すぎて
素人には判別ができないんです。
一部がおかしいことやっていれば目立つのに
おかしいことをやっている人がたくさんいると
「あれ、これが相場なのかな?」みたいな錯誤が起きて
多数の不正業者の中から選ぶという、滑稽な話になってしまいます。
たとえばAmazonでDSP版を1万円以下で売っている業者を見ると
自作PC勢にとっては基礎知識の筆頭クラスの
「DSP版は規定のパーツのいずれかの付属品として買う」
という常識を無視していて
M/Bを変えられない、と言いつつ
M/Bの付属品として売っていない
というか、DSP版単体で売っている
という、どう見てもおかしい状況が見られます。
実際は、M/Bが変えられないのはM/Bの付属品として買った場合で
たとえばHDDの付属品として買った場合は
HDDごと別のM/Bに繋ぎ変えて
最悪電話認証を受けて普通に移行ができます。
ただHDDが壊れたらおしまいなので
DSP版が少し安いからと本当にお買い得なのかは
近年、ちょっと悩む人も増えたような印象があります。
なお、その業者は
Microsof純正のインストール用のUSBフラッシュドライブではなく
明らかにデザインが違うUSBフラッシュドライブの写真を掲げていて
あげく、不正業者特有の認証保証を謳っています。
「認証できなかったら代わりのプロダクトキーを」
といった説明は、不正の典型的なものです。
認証の可否を決定するのはMicrosoftで
そのために、わざわざ電話認証の窓口が用意されています。
DSP版やOEM版のサポート窓口はMicrosoftではありませんが
だからといって、認証の権限も販売業者が持っているというのは嘘
だってパソコンメーカーが認証ができなかったら
パソコンメーカーに問い合わせろなんてこと言っていません。
DSP版もOEM版もリテール版同様に
認証の可否はMicrosoftが判断するのですから当然です。
しかし、そういう点は、基礎知識が無ければわかりませんし
素人はだまされてもしかたないところがあります。
通販が盛んになったことで
そういうリスクは大幅に大きくなっていますし
知恵袋なども、そういった業者自身が
ステマに来てもおかしくはないわけですから
しかたなしに価格.comをあてにすることを推奨せざるを得ません。
もっとも、安く買う正当な手段が無く
さらに来年にはサポートが終わるという割高感があります。
2016年7月29日までに無料アップグレードを受けた人が得して
それを逃した人も、買って5年も使えば元はとれたと言えると思います。
せめて7の延長サポート終了の2020年1月まで購入して
3年使えば、7の有償サポートに450ドル支払った企業よりは
安い買い物をしたと満足すればよかったと思います。
しかし延長サポートも終わり
それを受けてEdgeもChromeも対応を終了し
もうLinux系OSのほうが、ネットではWindows 7より多いという
この状況まで先延ばしにしてしまったのでは
妥当な選択肢は、もうパソコンを買い換えるしかありません。
10を買って、11への無料アップグレードを受ければ
まだまだ長く使えるという理論もありますが
机上の空論、実際に使えるか?
快適に使えるか?
3年,5年経ってもアップグレードを重ねた11が快適に動くか?
逆に長く使うつもりでWindows代に投資して
パソコンのほうがぽっくり逝ったらどうするか?
いろいろ考えると、さすがに買い替え時なんです。
もちろんWindows 7のシェアが減り続けたとはいえ
Linux系OSを使う人も減っていれば抜かれるわけでなく
Linux系OSはわずかながら増えてきているという状況もあり
パソコンの性能がもったいないくらいあるのであれば
Linux系OSに入れ替えて使うという手も、一応あります。
Windows用ソフトに依存していると、そういうわけにも行きませんが
極論すればVista時代やXP時代末期のPCでも
Linux系の軽量OSで動かせたりはしますし
たとえば、先日はCore2 Duo T7250のノートPCに
Xubuntu 22.04LTSを入れて動かしてみましたが
ノートPCのHDDは特に遅いので、起動はかなり遅いものの
随時セキュリティアップデートを受けつつ
LibreOfficeである程度の事務作業ができますし
最新のChromeやFirefoxでインターネットを利用できます。
SNSや動画サービスなども万全とはいきませんが
YouTubeやNetflixでは対応環境として挙げられていますし
そうでないサービスも、大半は利用できます。
(利用できても高画素配信が受けられないような場合があります)