転スラは確かに、俺TUEEE系…バトル系の作品として紹介されることが多いです。
しかしながら、私が思う転スラの魅力は色々ありまして、
仲間を得て国を創り上げていく“内政”
他の勢力とも関わり影響力を強めていく“外交”
持ち前の異世界の知識をフル活用した“物作り”
そしてスキルや魔法、技術を駆使した“バトル”
…などなどの4要素があると考えているのですよね。
それに加えてリムルの人柄、強さに惹かれて集まってきた仲間達も皆良いキャラをしておりますし、敵対した者達にも良い味があって…と、とにかく“魅力”のレパートリーが豊富な物語と言えます。
その上設定も事細かに定められており、情報が解禁される度、あの世界の真理に迫れた気分になれます。
こちらは、“謎解き”のような要素でしょうかね。
またバトル面にしても、ストーリーが進むごとにステージが上がっていき、リムルや周りの成長がわかりやすいという特徴があります。
例えば序盤は精々、木端魔物の中ではちょっと目立つ程度の実力だったのが、末端とはいえ魔王とやり合える程度の実力になり、さらには中堅規模の魔王並になり、そして…という風に、各段階のステージが定められていて、少しずつリムルが“最強”に近づいているのがわかるのですよ。
ミリムやヴェルドラという、序盤から中盤までは絶対に敵わない“壁”の存在もあり、間違ってもリムルが最初から最強ではないことも示されていますしね。
何にせよ、転スラには様々な“魅力”があり、バトル一辺倒でないが故の“味わい”があるということであります。
魅力が多様であるということは、それに惹かれる読者・視聴者も多くなるということ。
何かしらの要素一辺倒でないが故の魅力が、転スラをここまで人気にしたと私は考えております。
ただまぁ、アニメは特にバトルに力を入れているようで、書籍版(ライトノベル)、漫画版と色々な媒体がある中では特に俺TUEEE系の印象が強いのですけどね。
結論、転スラはバトルに特化した作品ではなく、内政・外交・物作りといった多様な要素を同時に併せ持つオールマイティな作品であるため、それに惹かれる人が多いということであります。
内政要素が好きな人
外交要素が好きな人
物作り要素が好きな人
バトル要素が好きな人
…などなどを幅広く引き込むだけの“魅力”があるから、転スラは人気なのです。
尤も、このような“万能型”の作品は裏を返せば、“各要素が中途半端”とも言えますからね。
例えば“バトル要素に特化した作品が好き”というような、“特化型”が好きな方にはウケにくいのでしょう。
何にしても、世の中には様々な趣味嗜好の方がいて、転スラはその多くを引き寄せているということであります。
また何かあれば、遠慮なく返信してくださいませ。転スラガチ勢を名乗る者として、可能な限り貴方様の力になって見せます。
web版、書籍版、漫画版、アニメ、各スピンオフから得た知識を惜しみなく使い、貴方様の“疑問”を解決してご覧に入れましょう。