アドバイスになるかわかりませんが少々口を挟んでみます。 買取（お金にしたい）となると目を見張るようなお値段には難しい可能性が高いです。でもリサイクル（誰かに使ってもらいたい）であれば見つかるかもしれません。 例えば、質問主様がどこにお住まいかは一旦置いておくとして、とても素晴らしい活動をされているリビセンさん（長野県）を紹介します。よかったら一度覗いてみてください。 https://rebuildingcenter.jp/ こういった、家具をリメイクしたり修理したり、古材を取り扱っているところ、木材の価値や時代の価値を分かってくれるところを探してみてください。お値段はあまり期待せず、処分するのにお金をかけなくて済んだら御の字、くらいに構えていましょう。 お金を出して買ってくれたらラッキー！しかも運んだり処分代を出したりせずに済んでさらにラッキー！先祖からのゆかりがある木材を処分せずに誰かに使ってもらえるのも大ラッキー！！ ・・ちょっと極端かもしれませんが、家具（しかもオーダーメイドなので万人受けするかどうか？）ってそれほど難しいです。 どんなテーブルなのか見てもいないのにこんな言い方になってしまってごめんなさい。わたしたち骨董屋もお買取りの現場で多く遭遇する、質問主さまと酷似したお客様たちのお悩みなのです。 ほかにも昭和期に流行った大きな屋久杉の衝立やテーブル、唐木の座敷机に飾り棚、茶棚、桐の箪笥・・・ これらは非常に高価で、モノが大きく、とても重たく、今の時代に合わないので欲しい人がほとんどいません。 また、買取ではなく「回収でよければ」と引き取った場合も、業者としては在庫がなかなか捌けない（欲しい人が見つからない）、在庫として長く居座ってしまう（地代家賃がかかっていることになる）、運搬に人手もお金もかかる等々、とても厄介な存在になってしまうんです。 業者のほとんどは、たとえそれがいい物だとわかっていても、為す術がないのが現状です。かくいう私どももツライです。 なんとかいいご縁がございますようお祈りしております。