ライン出力だと、本物のアンプもキャビもないですから、マルチ等のアンプモデリング、キャビネット・マイクシミュレーターがそのまま使えて、その音を出力出来るのがメリットですね。 アマチュアだと、会場のアンプのコンディションやマイクセッティングに左右されにくいというのが最大のメリットになるでしょう。 リハーサルも PA の音量調整だけで済むので、遙かに楽ってのも大きい。 ただ本物のキャビネットの空気に乗って聞く音とは違います。 また本物のフルチューブアンプと比べると、Kemper ですら不自然さを感じる事もありますね。 聞いている人は気にならなくても、演奏していたら気になります。 どこまで求めるか次第ですけど、演奏していて心地良いのは、やっぱり本物アンプからの出力ですね。 これは人それぞれですから、一度ライン出力も試してみたら？ プロでも機材搬送で金かかる事から、BOSS GT-1000 1台でライン出力している人もいますよ。 そういう人も運搬費用が賄えるようになったら、本物機材を運ぶようになるでしょうけど。