東京理科大学の建築学科の者です。まだ就職活動していない学生視点ですが、参考になれば。
理科大は関西の方だとご存知ないかもしれませんが理系ならマーチ、関関同立よりも上の学校です。が、竹中工務店の設計部に入るのはそれでも相当難しいです。最低でも理科大より上のレベルを出ておいた方がよいと思います。学歴が大事と言いたいわけではないですが、四年間ないし六年間一緒にいる仲間の質や教授の質ははできるだけ高い方が、受けとる刺激もモチベーションも情報の質も変わってくる、ということです。
竹中工務店は理科大なら、学部卒で入る施工職採用かつ社風に合う方なら入れるイメージです。学業と両立してスポーツずっとやってるような人とかですね。
大手のゼネコンや大手の設計事務所の設計職は理科大には難しく、かつ他の大学でもほとんど院卒しか採用していない所が多いです。理科大では設計職やりたいしできるであろう優秀な人は卒業後は大抵東大の院に行くイメージです。もし、大学がそんなに偏差値高くないところに行ったら院で東大に行くのは考えておくべきです。東大受けるより東大院の方が簡単ですし。
設計職の就職活動のイメージってありますか?普通の履歴書だけでなく、ポートフォリオという作品集を出します。なので院生の方が有利なんです。大学入学して3年で作る作品集(就活は3年なので)と、それらの経験がある上でさらに2年時間をかけられますから。できれば学生のうちにコンペで入賞しておけば就職に有利になるかと思います。
他人に魅力的な提案を出来るセンスと才能があって、作品を完成させるまで膨大な時間と体力と根気があるような人が意匠設計に向いている人です。魅力的なデザインとか建築とか今のうちから勉強しておくと有利かもしれませんね。
ちなみに設計なら他にも構造設計や設備設計なんかもありますよ。そっちの方が就職は学歴とバイタリティがあれば才能とか問わず入れるイメージです。
まだ中2かもしれませんが、私の友達には小学生から建築家になりたかった、みたいな人結構いますよ。
設計以外にも建築学科からはデベロッパー・不動産・鉄道や大企業の建築職・インフラ・公務員・メーカーとかに行く人も多いです。建築との関わり方は様々です。参考までに。
応援しています。