補足への回答。
>2Bは人類が滅亡しているという事を知らないのに、
>真実に辿り着きそうになる9Sを毎回殺していたのでしょうか?
>
>何も分からずに、
>ただただ監視して時期を見て9Sを殺せという任務を
>毎回遂行していたのでしょうか?
>
そうです。
それが命令だから。
ただ、殺害実行のタイミングは2Bが決めていたのではなく、
司令部からの指示のようです。
→ 小説『短イ話』参照
同行していたのは、
監視という意味合いもあったでしょうが、
即実行にうつれる”距離感”のためであったとも思われます。
>何か理由付けて吹き込まれていたが、
>疑問を持ち、殺し続けていた9Sを活かすという決断をしたという
>解釈でしょうか?
>
2Bが9Sを逃がす場面は、
バンカーが堕ちて司令部がなくなった直後です。
ゲーム冒頭で拳を握りしめる2Bの描写があるように、
疑問というか、葛藤というか、
釈然としないものはもっていたようです。
ただ、2Bの性格なのか、プログラム上の制約なのか、
司令部(司令官)からの命令には絶対服従でした。
それが、司令部がなくなった事で、
命令から自由になり、
ようやく自分の意思で9Sを決定的な場面から助けられた。
2Bの最後で、
「ナインズ」と微笑んでいるように言ったのは、
”自分の意思”の結果、
無事だった9Sの姿を確認出来た安心感と、
命令からの開放感からだったのかな、とみています。