何の心積もりもできてない、突然死は飼い主が置いてきぼりにされてしまったようですね。 悲しみや後悔や空虚感が、次々と押し寄せてきます。 我が家でも今年、突然目の前から暖かい温もりが消えてしまいました。 朝、窓際でまったりと日光浴をして、私の姿を見て横になったまま気持ち良さそうに伸びをし、仕事前のお昼には皆と一緒にオヤツを食べ、横取りされようとして頭をペシッと叩いていた姿が、その子の温もりを見た最後の時でした。 いつもと変わらず元気で、その後夜仕事から帰ると、お気に入りのベッドに寝ていました。 「ただいま！」 身体に触れた瞬間のあの時の感覚は一生忘れられません。 あの子のことを想う時、オヤツを食べてた姿と冷たく硬く横たわる姿が交錯しています。 心不全だろうと言われました。 病理解剖をすればある程度の判定はできるでしょうが、何をやろうとも元気でオヤツを食べてた、あの時には戻りません。 私もあの日が休みだったら… そばに居たなら… もちろん考えます。 でも、心臓が急激に低下した時に、仮にそばに居たとしても心臓マッサージくらいしかできません。 病院に運ぶだけの猶予はきっとなかったのではと思います。 いつもの柔らかい毛に包まれた、冷たくなった身体に触れた瞬間を思い出すと、私自身の身体にも冷たいものが流れるような感覚になります。 成猫で我が家に来てから10年なので、飼い主様の猫ちゃんとは生きた時間が違い、より一層辛いだろうと思います。 私はこのように考えるようにしました。 病気で長患いすることなく、一瞬の苦しみだったんだと。 知恵袋でも悲痛な思いをかかえている飼い主様や猫ちゃんたちが居ます。 今も一生懸命頑張っている子たちのことも目にします。 このように心に解決をつけるしかないように思います。 そしていつか少しでも気持ちが落ち着いたなら、又知恵袋をのぞいてみてください。 亡くした思いで、苦しんでいる飼い主様がいます。 そんな方々に経験から苦しい思いを助けてあげることができます。 亡くなった猫ちゃんの死が生きるのではないでしょうか。 お辛いでしょうが、どうか乗り越えてください。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。