こんにちは。 高速バス・貸切バスのドライバー経験者です。 バスの床下にあるトランクルームの中の温度ですが、結論から言うと「夏はとても暑く、冬はとても寒い」です。 トランクルームの中には基本的にエアコンがついていませんので、どうしても外が暑い時は高温、外が寒い時は低温になります。 なお、バスのエンジンは一番後ろにあり、一般的な高速バスや貸切バスの床下トランクルームであれば位置的にみて走行機器類の熱が届くようなことはありませんので、外が寒ければトランク内の温度はほとんど上がりません。 ご質問のケースだと、今の時期ですし、夜行ということで客室内には暖房が入るような状態でしょうから、高温を避けたいということなら、ほぼ間違いなくトランクルーム内のほうが良いと思われます。 ただし、ごく一部ですが、トランクルームの中にもエアコンの吹出し口があり、冷暖房が効くタイブのバスも存在します。 また、夜行高速バスということですと、そのバス会社の運行形態や使う車両の仕様によってではありますが、乗客が多く預かり手荷物の量も多い場合に、本来の荷物用トランクルームではなく、同じく床下にある交替ドライバー用の仮眠室を開け、そこに荷物を積むケースもあり得ます。 （床下仮眠室を装備した車両が使われているが実際はワンマンで運行する、というような場合に） この場合、あくまでもその車両の装備としてはそこは仮眠室なので、当然エアコンも客室内に準じて効くようになっています。 なので、念のため、当日バス乗り場で荷物を預ける時にドライバーに声をかけ、温度について確認してから積み込んでもらうのが一番確実だと思います。