私も氷川きよしはNHK出演を辞退すべきだと思いますし、テレビ局はもはや彼を当面テレビに出すべきではないと思います。もし、彼を出演させるテレビ局があれば、そのテレビ局に対しては、また、彼をCMに起用し続ける企業に対しても、暴力行為を支持するのだろうかという疑問を抱くし、企業倫理や企業としての見識を疑います。 示談になり不起訴になったとはいえ、氷川きよしが暴行事件で書類送検されたというのは事実です（下記リンクは日経の記事ですが、ほかにも広く報道されています）。 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO75946340R20C14A8CC0000/ 氷川きよしはファンも多く、またテレビCMその他、テレビ出演も多く、その社会的影響は無視できないものがあります。そうした、彼を知る多くの人々に、芸能人ならば、売れっ子ならば、暴力事件を起こしても許される、という印象を植え付けてしまえば、芸能界から暴力事件肯定のメッセージが社会に広まります。お金があろうが地位があろうがだめなものはだめ、というのでなければ、社会からDVもパワハラもなくなりません。そうしたマイナスの影響を考えれば、暴行事件で書類送検されても何の影響もなくテレビという社会的影響の多大なメディアに出演させ続けることは、公益に反すると思います。