今、手元の5-56の表示を確認しましたが、 高圧ガス(LPガス)を使用した可燃性の製品です と書いてありました。 と言うことは、直接火に当たらなくても、高温になれば爆発の可能性があるという事ですね。 以上は、缶の状態での危険性ですが、潤滑油自体については、抜粋したこちらをご覧下さい。 引火性の分類と規制 潤滑油は石油製品であるため、一般にはまず、引火するのではないかと思われているようです。なるほど、グリース類や水溶性切削油剤の一部を除いて、多くの潤滑油には確かに引火性があり、その程度が区分されています。 労働安全衛生法には、「引火性の物」と規定した法律分類がありますが、この「引火性の物」は、引火点65℃未満が対象になっているところから、潤滑油の多くは、この「引火性の物」の対象外となります。 消防法での規制は、どうなっているのでしょうか。表-2に消防法危険物第四類の引火性液体をまとめたものを示しました。 潤滑油は多くが、消防法の危険物第四類の第三および第四石油類に分類されています。その定義は、第四類第三石油類では引火点70℃以上200℃未満、第四類第四石油類では、引火点200℃以上が分類基準となっています。