和音に拠らないメロディの都合ならfrdbgnds271828さんのご回答で正解です。
私はもうひとつ、和音に拠る都合を回答しましょう。
「ドミソの和音」って、小学校で演奏したことがあると思います。この和音には「C」という名前が付いています。
「ミソシ」のそれぞれに、♯や♭を付けたら、「E」というコードの仲間です。
「ミ、ソ♯、シ」ならE、「ミ、ソ、シ」ならEm、「ミ♭、ソ、シ♭」ならE♭です。
「ファラド」それぞれに、♯や♭を付けたら、「F」というコードの仲間です。
「ファ、ラ♭、ド」ならFm、「ファ、ラ、ド」ならF、「ファ♯、ラ、ド♯」ならF♯です。
ソ♯とラ♭は、ピアノでは同じ鍵盤ですが、「ミ、ソ♯、シ」を「ミ、ラ♭、シ」と書いたら、もうEの仲間ではありません。
また、「ファ、ラ♭、ド」を「ファ、ソ♯、ド」と書くと、Fの仲間ではありません。
ピアノを弾かれるのでしたら、音符の3つの玉が、隙間の無い串団子のように積み重なっているのを見る機会も多いでしょう。和音は、このように積み重ねるのが基本です。
それ以外の積み重なりをした和音も見たことがあると思いますが、今回のご質問とは別な話です。
ダブルシャープや、ダブルフラットが使われるのも、和音の都合です(添付画像をご覧下さい)。
更に、frdbgnds271828さんが少し触れた「調性」は、純正律に関わります。これに就いては、frdbgnds271828さんの追記か、別な回答者を待ちましょう。「ソ♯とラ♭は違う」という、驚きの理由があります。
なお、和音の都合があっても、演奏者の便宜(楽譜の読み易さ)のために、ソ♯とラ♭のどちらかを選択することもあります。
(ssiq160)
【追記】
frdbgnds271828さん、お応え下さり、ありがとうございます。
そして、その他の観点からのご回答も集まりました。
daihugou100000000さん、これら、いくつもの回答があるように、
◆要するに、色々な理由がある
ということです。
それにしても、この知恵袋では、頻繁に同様にご質問が寄せられますね。発端や、知りたい焦点は、微妙に異なっているのかも知れませんが。
(ssiq160)