ユニクロよりダサいかどうかは別として…確かに企業としてのリーバイスは現在決して勝ち組とはいえません。 リーバイスが数年前から「グローバルな商品展開」に舵を切ったため、日本の消費者の独特なニーズになかなか答えられなくなったのが原因かと思います。 消費者のニーズを把握し切れず失速した例は、ちょっと前だとドコモやソニー、最近では吉野家のイメージですかね。 グローバルにこだわるのも結構ですが…もっと地域地域に応じたフレキシブルな戦略が必要なんだと思います。 実は、501が分かりやすい例です。 501といえば言うまでもなくジーンズの定番ですが… 実は以前はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど…その地域や国のニーズなどに合わせ微妙にシルエットやパターンが異なってました。 で、 「これはイカン。501は世界で１つだけでなければ」 と、世界10数ヶ国で調査をして試作を繰り返し…そして世界基準として2008年に最新版501である「08501」が誕生しました。 08501自体は全然カッコイイとは思うのですが… 世界企画で物を作らなければならないリーバイスと、 日本国内のニーズに合わせて物を作れるエドウィン。 その違いが今は出てるのかもしれません。