ヘッドの破れはいくつかの原因が重なっていると思います。その一つ一つを解決していくことですね。 ①ヘッドの厚さの問題、②チューニングは正しくできていますか、ローピッチだとクボミができやすいです、③スネアスタンドの角度の問題、④手首のグリップの問題等多々ありますが、特に④は大事です。レギュラーグリップかマッチドグリップか、また、どの程度のレベルの方かもわからず大変恐縮ですが、スティックがヘッドにあたる時間が０，０１秒でも短かいほどドラムはよく鳴ります。それには余分な動き、力を最小限にし、引力に逆らわず、スティック先の動線は来た道を戻るように手首を鍛える。いや、鍛えるという表現は力んでしまいそうなので、力を抜いてやわらかくすると言ったほうがよいかもしれません。抽象的な表現ですが、「叩く」というより「はじく」と言った方がピッタリくるかもしれませんね。スティックがヘッドに当たっている時間はミュートです。ドラムという楽器はダイナミックレンジが広く、自分が思ってる以上におおきな音が出ていることをしっかり意識して叩くと演奏にも余裕がもてます。あなたのジャンルもわからずに生意気なことを言って申し訳ありません。御互いがんばりましょう。