病気の可能性もあれば、食事の内容による事もあります。 普段がペレットフードや牧草など乾燥した物だけならば、生野菜など水分の多い食事を与えた時にくらべ飲水量は増えます。 また、給水器をカチカチ噛んでいるだけや、飼い主さんの意識的な事もあるので、量がどれだけ減ってしまうのかを、具体的な数字で調べる必要があります。 ウサギに多い病気として多飲の症状が出る場合、泌尿器疾患、子宮蓄膿症、他にも腎疾患、内分泌系疾患などがあげられます。 泌尿器疾患が多い事の理由は、元々、ウサギの飲水量が少ない事、食事に含まれるミネラルが多い事、お尻が床に着きやすい事などがあります。 尿の色や感触に異常がないか調べます。 結石の手前の砂尿症の場合、尿にざらつきがあります。 雌の場合は陰部が汚れていないか確認します。 子宮蓄膿症で陰部からおりものが多く出ていても、ウサギが自分で舐めてしまい、お尻も見え難い為、異常に気付き難い事があります。 こうした、飲水量以外の異常がないか調べてみて下さい。 そうした異常がなければ、一日の飲水量を計った上で、病院に相談してみると良いでしょう。