旅行といっても、かみさんと二人で行く場合と、一人旅の時とでは行き先が違う。
かみさんとの旅では有名温泉地や観光地などに行くことが多いが、一人旅の場合には、決まって山奥の秘湯系に行くことが多い。
家族や仕事を離れ、一人の自由を楽しむのが目的ですし、元々温泉好きですから、尚更、人気のない山奥の温泉を目指す。
最近は栃木の塩原や福島の安達太良山の北側、群馬の赤城山周辺などに行きましたが、夜明け前から露天に浸かり、川の音を聞きながら自然と風流を楽しんできましたねぇ。
こんな山奥の宿でも一人旅も結構いるもので、夕食の際には一人旅同士が隣り合わせになることも多く、好きな日本酒を飲みながらの話もはずむ。
何もすることがなければ、一人の際には必ず持っていくのが一冊の本であり、退屈しのぎにはもってこいのアイテムでもある。
こうした何もしない自由が実に快適で、とっても好きですねぇ。
「どこに行って何をして何を感じたか?」ということですが、山奥の温泉宿では風呂に入る以外にはすることもなく、何かを感じるというよりも、そこにぽつねんと一人佇む程度のことであり、深い感慨などはありませんが、解放感と爽快感は格別なものがあり、一番好きなシチュエーションですねぇ。
まあ、歴史好きでもあり、暇を見つけて奈良辺りを、これは歴史を訪ねるという明確な目的をもっての旅もしてみたいですね。