世界史についてです。 ローマ教会がカールがビザンツ皇帝に対抗しうる政治的保護者であると認めた というのはどういうことなのか分かりやすく教えて欲しいです。

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カール戴冠時(西暦800年頃)のローマ教会は、ビザンツ帝国と政治的な対立を抱えていたことから、ビザンツ帝国に対抗できる勢力を持った保護者を求めていました。 そして、フランク王カール1世は、女帝エイレーネーが即位していた当時のビザンツ帝国に対し、ローマ教皇が女帝の即位無効を主張していた際、エイレーネーに代わるローマ皇帝として戴冠を受けましたが、これはカールの率いるフランク王国こそが、ビザンツ帝国に対抗できるローマ教会の政治的保護者であると認められたことを意味しており、フランク王国の威信を大きく高めることになりました。