変動金利で２年半前に組んだのであれば、まだ住宅ローン控除期間中なので、さほど慌てなくても良いと思いますが。 住宅ローン控除で戻ってきた金額を貯蓄しておいて、控除終了後の１月に「返済額軽減型」を選ぶなり、「何もしない」を選ぶなりすれば良いと思います。 １．意味は「ものすごく薄い」ですが、あります。 住宅ローンは残債方式です。 毎月、ローン残高×月利（＝金利の12分の1）の利息がついて、ローン残高が増えます。 同時に、毎月返済額の分だけ、ローン残高が減ります。 （実際には、利息の支払に先に使い、差額を元金返済に充てます。） 期間はそれほど減りませんが、２回目、３回目では、期間も減ります。 また、僅かですが、全体的に支払利息も減っています。 ２．返済額軽減型は、同時にローン返済額の見直しを行うからです。 ローン残高、月利（適用金利の12分の1）、残り返済月数で計算されます。 それに対して、期間短縮型はローン返済額の見直しを行いません。 住宅ローンの変動金利、元利均等返済、5年ルールあり、ですよね。 その場合、金利が上昇しても毎月の返済額を変えずに「内訳」だけを変えます。 前述した１．での説明の通りで、毎月の返済額を変えず、利息が増えているので、元金返済の進み方が遅れていきます。 これが5年ルールです。 返済額軽減型は、添付した式での返済額の見直しを行います。 ただし、借入金額ではなく、繰上返済後のローン残高で計算します。 結構わかりにくい話なので、金融機関の担当者に確認してもよいかと思います。