日本人はなぜ単刀直入な言い方をせずに、遠回しに物事を伝える人が多いんでしょうか? どうして、日本人はストレートに単刀直入に物事を言わず、遠回しに物事を伝える人が多いんでしょうか?
日本人はなぜ単刀直入な言い方をせずに、遠回しに物事を伝える人が多いんでしょうか? どうして、日本人はストレートに単刀直入に物事を言わず、遠回しに物事を伝える人が多いんでしょうか? アメリカ人とか欧米系の人は、ストレートに単刀直入に物事を話したり伝えると言われていますが、なぜか日本人は曖昧な言い回しや、単刀直入な言い方をせずに、遠回しに物事を伝える人が多いです。これはなぜですか? 具体例を記載します。 アニメ「ドラえもん」は2005年に当時、ドラえもんの声を担当してた大山のぶ代さん(当時72歳)を始めとする声優陣が全員降板しました。 声優交代のニュースは2004年11月に報じられ、当時の芸能ニュースでも大きく取り上げられましたが、交代の理由は大山のぶ代さんを始めとするレギュラー声優陣5人サイド(ドラえもん:大山のぶ代さん、のび太:小原乃梨子さん、しずか:野村道子さん、ジャイアン:たてかべ和也さん、スネ夫:肝付兼太さん)からの降板申し入れにより製作者サイドが声優陣の降板意向を尊重する形で声優交代が決定したと報じられていました。 実際、声優交代が明らかになった2004年11月にのび太役の小原乃梨子さんは、「5人の平均年齢は60代後半。後輩にきれいにバトンタッチしましょう、とみんなで決めました。」と仰っていました。 しかし、実際に声優交代の方針を打ち出したのは製作者サイドだったそうです。 ドラえもん役の大山のぶ代さんとスネ夫役の肝付兼太さんのお2人が、あるバラエティ番組でテレビ朝日とシンエイ動画側から交代を告げられたとはっきりとコメントを残しています。 https://jungknight.blog.fc2.com/blog-entry-882.html 下記の文章は上記リンクから引用しました。 エピソード3 「卒業の宣言は、高級料亭に集められて…」 肝付さん:「全部ね、チェンジしたんですよ。プロデューサーから、全員…」 円広志さん:「急に死なれたら、困るから?」 大山さん:「でもね、それはあったと思います。そういう気持ちはあったと思います」 「ちょうどみんなで卒業っていうのが決まる前に、新聞に『ドラえもんに出演してる声優さんの平均年齢、70歳』って出たんですよ。ウソ~って、みんなで言ったの。ところが、すぐ計算してみたら、あらホントだわ、ってことになって…」 「で、そろそろ後輩に道譲らなくちゃ、なんて言ってたけども、全然そんな気がなくて、楽しくやってたら、赤坂の、すごい政治家しか行かないような、ものすごい高級料亭。私だって初めて行ったし…」 黒田さん:「そこで言われたんですか…」 肝付さん:「いえ、言われないんです。ただご馳走になって、『え~、え~(もじもじ)』で、結局言われなかったよね」 「で、ぼくらも、相手が言えないような、ご面相でじっと見てました」 大山さん:「そんなことないwww」 肝付さん:「そんなことなかった? ww」 大山さん:「だからね、そろそろね、この辺で、とか言ったんで…」 黒田さん:「何となく気づいてはったんですか?」 大山さん:「うん、何となくね、こちらがなんか言わないと悪いかなと思って。長いですね、もうそろそろ、4分の1世紀。25周年が過ぎた次の年だったんですよ。だからもう、いいんじゃないかしらね~、なんて言ったら、ひとりジャイアンが、『ぼくは、やりたいです』って…」 円さん:「でも寂しかったでしょ」 大山さん:「三人、のび太くん(小原乃梨子さん)と静香ちゃん(野村道子さん)とドラえもんだけが女性なんですよね。で、この女三人は、いつも三人で、時間ができると海外旅行したり、いっつも国内旅行したりして、楽しく遊んでたんです。で、これで終わってくれたら、ゆっくりどっか外国行けるわね~なんて」 また、ドラえもんの旧声優の2人(のび太・しずかの声優)のインタビューが「女性自身」8月18・25合併号に掲載されました。 そこでしずかちゃん役の野村道子氏は「スタッフから「新しい世代にリニューアルしたい」という話」を明かしていて、のび太役の小原乃梨子氏は「大山さんと、かべさん(たてかべ氏)は「なんで交代するの!」って反対していたけど、今考えれば、いいタイミングだったかも」と述べていたそうです。 https://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2015/08/11/210847 なぜ、当時のドラえもんのプロデューサーは単刀直入に大山のぶ代さんを始めとする声優陣に対して、「声優交代をして若返りを図る方針が決定したので、皆さんには降板していただきます。」と言わず、声優陣サイドから降板の意向を切り出す形を誘導する様な言い回しをしたんでしょうか?
元々、ドラえもん役の大山のぶ代さん(当時68歳)が2001年に、人間ドッグを受けた際に直腸がんが発覚し、治療のために長期入院した時期があったそうです。 手術で大山さんのがんは完治しましたが、この時期に大山さんが「私に何か起きる前に、自分が元気なうちにドラえもん役を若手に譲りたい。」と降板を申し入れたエピソードは有名です。 製作者サイドが大山さんを慰留して、結果的に大山さんがドラえもん役の続投することで決着が着いたそうです。 しかし、この出来事がきっかけで製作者サイドがドラえもんの声優陣の高齢化問題にどう対処するかを検討し出して、そして大山さんが降板を申し入れて3年後の2004年に、大山さんの2001年の降板申入れに対して大きく意を汲む形で声優陣と製作スタッフの総入れ替えを行うという方針が決まり、それで大山さんを始めとする声優陣に対して料亭で声優交代を事実上打診を行い、最終的に声優陣も納得したそうです。 交代当時の年齢 ドラえもん:大山のぶ代さん 72歳 のび太:小原乃梨子さん 70歳 しずか:野村道子さん 67歳 ジャイアン:たてかべ和也さん 71歳 スネ夫:肝付兼太さん 70歳
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