6 - 18 - (-10) = 6 - (+18) - (-10) = 6 - (+18) + (+10) は = 6 - 28 ではない。 「プラスマイナスの混ざった式の計算する順番の決まりはありませんよね？」 ⇒ 「計算の順序」ではなく「演算の順序」です。 マイナスの記号は 演算としての記号と符号としての記号の二通りの定義を持ちます。 演算としての記号は「計算」のルールを定義し、符号としての記号は数を定義します。 算数との違いは演算としての記号は算数で学習した計算ルールと違いはないが、数学では、さらに「負の数」という新しい数が導入されます。 この新しい「負の数」を使って「方程式を解く」というのが数学です。 質問の式は 数学によって導入された、新しい「負の数」を使って演算を 「+」に置き換えると 6 - 18 - (-10) = 6 + (-18) + 10 と 「+」だけの式となります。 このようにすると 「足し算」になるので順序の入れ替えは自由です。 ※演算のルールは算数となにも変わりません。 6 + (-18) + 10 6 + 10 + (-18) (-18) + 10 + 6 と、どのように入れ替えても構わない。 このように負の数を使って減算を加算に置き換えて 考えることができるのが数学です。 質問者さんの間違いは 演算も含めて移動させていないということです。 順序を変えて計算するとは () を使って演算順序を強制的に変える場合 を 6 - 18 + 10 = 6 - (18 - 10) あるいは 演算と数 をセットで入れ替えて 6 - 18 + 10 = 6 + 10 - 18 といったことも可能です。 ちなみに符号をとると 6 + (-18) + 10 = 6 - 18 + 10 6 + 10 + (-18) = 6 + 10 - 18 (-18) + 10 + 6 = -18 + 10 + 6 先頭の場合 () を外すと = 0 - 18 + 10 + 6 と同じ意味を持つ。 「負の数」という新しい数に早く慣れてください。