ご心配の事と思います。
断定は致し兼ねますが・・・
はっきりした原因が分からず症状が続くようでしたら過敏性腸症候群(下痢型)を発症している可能性も考えられます。
参考までに・・
*過敏性腸症候群(下痢型)の原因は・・
・腸の動きの低下による悪玉菌の増加になります。
・腹痛、下痢を発症します。
・下痢のみの場合もあります。
一般的な消化器内科の治療方法としては・・
・過敏性腸症候群薬・・・イリボー、ロペミンが処方されます。
整腸剤が処方される場合もありますが即効性が無い為、一般的に上記薬剤との併用になります。
大腸内視鏡の検査が一般的ですが、設備の無い内科等では問診のみで薬が処方される場合が多く見受けられます。
大腸内視鏡の検査が嫌な場合は拒否する事も可能です。
ちなみに過敏性腸症候群はストレス・自律神経が乱れている場合にもよく発症します。
日常生活で何某かのストレスを感じておられる場合はこの可能性も考えられます。
原因が心的要因になりますので心療内科でも治療を行っています。
参考までに・・
心療内科の治療方法として・・・
*過敏性腸症候群の治療と並行して診察します。
・原因となっているストレスや不安を改善する治療になります。
*一般的に抗不安薬のサインバルタ、レクサプロ・セルトラリン等が処方されます。
・ストレス・不安を解消します。
・自律神経調整薬が処方される場合もあります。
・上記過敏性腸症候群薬との併用になります。
参考までに・・
★良い食物・・・水溶性食物繊維
*果物、海藻類、オクラ等・・・・サラサラネバネバした食物
・バナナは不溶性食物繊維になりますので逆効果になります。
・リンゴ等の水分の多い果物になります。
★悪い食物・・・不溶性食物繊維
*穀物系炭水化物、豆類、ナッツ類等・・・ザラザラボソボソした食物
*香辛料及び油脂食品
*動物性たんぱく質及び乳製品
・動物性たんぱく質は腸の悪玉菌を増やします。
・乳製品も症状を悪化させやすい傾向があります。
・砂糖類は腸の悪玉菌を増やし善玉菌を減らしてしまいます。
ちなみにヨーグルト等の乳酸菌飲料ですが・・
乳酸菌含有の食材になる為、一般的には腸に良いとされていますが、
牛乳由来の食材になる為、下痢型の場合、症状が悪化する場合があります。
同じ乳酸菌でも・・
・ヨーグルト・・・・・・・・・・・牛乳由来
・発酵食品(キムチ・納豆等)・・・・植物由来
・整腸剤(ビオフェルミン等)・・・・ヒト由来(腸内に既に存在)
・・・・があります。
結果、ヨーグルトは牛乳を主原料としている為、症状が悪化する場合がありますので注意が必要になります。
日常生活に支障が出ているようでしたら消化器内科を一度受診されてみては如何でしょう。
ストレス・自律神経が原因の場合は心療内科になりますが消化器内科で改善されなかったあとで良いと思います。
余談ですが参考までに・・教室内で発症する場合・・
教室内の席を最後尾のドア側にした場合、症状が出難くなる場合があります。
逃げ道が近くにある事で精神的に楽になる為と言われています。
病院を受診されて過敏性腸症候群と診断された場合には診断書にその旨記載してもらって担任に提出されてみては如何でしょう。
長々と書きましたが何某かの参考になれば幸いです。
一刻も早く改善されますようお祈り致しております。
お大事になさって下さい。