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大河ドラマ「べらぼう」感想噺! 第1回【ありがた山の寒がらす】 いかがでしたでしょうか? ご感想をどうぞ! ちなみに私は、 吉原に、花魁、女郎に少し興味が持てたくらいで、、、

日本史 | ドラマ1,099閲覧

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回答(12件)

前の方々がかなり史実云々的なことも感想として述べているので。 その辺を入れながら。 まずは放火についてですが第1話の約80年くらい後ですかね。嘉永年間に吉原の遊女16人が放火未遂をした事件がありその動機が劣悪な食生活や不当に重い経済的負担、そして苛烈な虐待が日常的に行われていたということです。江戸時代を通して18回火災にあったとか中にはボヤ程度で済んだ遊女の火付もあったかと。 仮宅ということで普段の吉原だと閑古鳥が鳴くような状況も繁盛したとか。店の主人にとっては歓迎するような出来事・・・。 冒頭にそのような火事も出すとは結構見応えあったかと・・・。 ちょっと気になるのが長谷川平蔵・・・確かに池波正太郎に言わせれば本所の銕とか言われ遊び人時代だったかと思うのですが、飲む、打つ、買う、さらに喧嘩。とやったかと思うのですが、その辺はいいとして多分ですがその当時の武士は結構困窮しているのも多いし、400石程度だと平均的な部類に入るのかなと。(確か長谷川家は家禄400石です)父親も火付盗賊改めですので1500石はあったと思いますが、それでも火付盗賊改めは持ち出しも多い、大身とまでは言えないかと。その当時十八大通とよばれた人は全員が商人だったかと。 あとは田沼意次・・・堂々と金もらいすぎ・・・。最近は賄賂政治家のイメージも薄くなったのに・・・ステレオタイプに戻ったか・・・。 まあそこそこ面白かったかと。

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前の大河では十二単衣や御簾など当時の様子が再現されていて当時の建物ってこんなだったのかと興味深かったですが、『べらぼう』の江戸文化を見た瞬間からワクワクが止まりませんでした。馴染みの世界に帰ってきたなと感じました。(知識は追いつきませんが…) 大奥やお城のセット、当たり前ですが畳も天井もピシッと揃えるべきところが揃っていたり障子紙なんかも歪んだところがなかったりするのを観るとゾクゾクきます。建物を観ているだけで気持ちも引き締まって気分も上がります。その意味で迫力ある美しい映像等、こういうところが大河ドラマのいいところですよね。 水野美紀や安達祐実、そして飯島直子らのヘアメイク、眉がなかったりするところとか、女郎と比較して色味がないところ等が興味深く、非常に良いです。お歯黒まではしてなかったような…感じでしたが(お歯黒溝はでてきましたね)、彼女らも海千山千といった感じがしていいです。女郎のアイメイクの妖しい赤、『光る君へ』の安倍晴明をふと思い出しました。この時代の江戸の女性達が男前でカッコいいです。(そうすると、今の「かわいい」という文化は戦後のことなのかしら。) まるで浮世絵が動き出して飛び出してきたみたいです。 女郎達に字が読める人達がいたというのに驚きました。(考えてみればそうかとも思いましたが。) 駿河屋市右衛門(高橋克実)があたたかく見守るようなキャラかと予想していたのにしっかり悪人で現実は現実として描くのも良かったです。 裸のシーンなど、今の時代で出来るギリギリのところまで見せるのも良いと思いました。(子供に見せるには向かないかもですが。) この時代の女郎達がこんな風になってまで尚も身ぐるみ剥がされる酷さ悲惨さと(実際はもっと痩せていただろうし)、こんな状態の人からでも服を剥ぎ取って売るしかない人がいること。そうは言っても蔦重にとってそれは物ではなく朝顔であって、こうなっても物ではなく人間なのに尊厳がないかのように扱われる時代、状況なのだということを少ない時間で感じさせるシーンだったと思います。元花魁であっても最下層の河岸見世に落ちて、こんな扱いをされた。 蔦重が暴力を振るわれて大きな樽?(桶?)の中に入れられたり。初回でだいたいの様子が感じ取れました。 そんな中で江戸の庶民の文化が逞しく花開いていく様子をどう表現するのか、とても楽しみです。 1772 年とのことで大政奉還がここから100年後くらいなんですね。現代に地続きである感覚が持てそうな時代かもと思いました。 ガイドブックは、ドラマを見る前にあらすじは読まないので、この先どのような話になるか全く想像できてません。 今回の内容を見ただけでは時代劇感が強く、これで一年間持つのだろうかという懸念を持ちましたが(知らない言葉も多かった)、これは昨年の大河の最初の頃にも感じたことなので、きっとなんとかなる、何とかしてくれる?でしょう…。

いろいろ言われていますが、「直虎」を(ほぼ)資料ゼロで1年持たせ、かつ「よしながふみ大奥」を描ききった森下さんの脚本なので、(一応)期待しています 「よしなが大奥」や「鎌倉殿の13人」で好きになった俳優さんも出てますしね 蔦重の子供時代は朝顔姐さんの遺体を目にしたシーンで、少しですが、ちゃんと子役さんを使って出てきましたけれど… なお笑えるシーンは他の回答者様が仰有る通り、「ありがた山の寒ガラス」の台詞ではないんです 「〜山」と言う台詞は遊女たちや花魁花の井の客・和泉屋(田山涼成さん)などが同じ1話で何度も使っていました (和泉屋『おお、花の井!「待ちかね山」じゃ!』) 強いて言うなら蔦重が桶を被せられ、その隙間からかんだ鼻紙を2回投げ込む男が居たとかそんなんです (あの繰返しシーンは落語風でした) 意知と女中の 「あれ、若様いけません」 「良いではないか 良いではないか」 →女中を襲うシーンではなく意知が女中にご馳走の折詰を渡し、女中は感謝しながら去っていくとか これは「昔の娯楽時代劇」や「志村けんのコント」のパロです 本来なら悪い殿やバカ殿が女中を無理やり襲い、帯を取ってグルリと回転させ 女中は「あ〜れ〜!」と叫ぶシーンです また蔦重と平賀源内のトイレシーンから 田沼意次邸に和泉屋が「良い肥料を持ってきまして」と壺を差し出す際、中味は賄賂の小判なんですが、意次が「肥料」に反応したのかちょっと嫌がっている場面に繋げる所とか… すべて腹を抱えて笑い転げるほどではありませんでしたが、そこは大河ですし 気になった所 ・あれこれ言われてますが、江戸中後期に本当に遊女を丸裸にして投げ込んでいたのか 「投げ込み寺」である浄閑寺さんの公式サイトによればそうした葬り方をしたのは「安政の大地震」(の大量死)以降だとの事なのです 「べらぼう」の時代はそのかなり前です 一方、「べらぼう」の時代は江戸初期までと違い庶民もそれなりに豊かになり、着物も「死体から剥ぎ取ってまでほしい!」と言うほどの貴重品ではなくなっていました (穴の空いた着物にツギを当てて着たりはしていましたが) 遊女を葬る下人は居ましたが、下人頭は実は大身の旗本並みに豊かであり、下人=非常に貧しいとも限らなかったのです ・蔦重が「忘八」を責める場面なんですが、「親父様は日頃から遊女は仏、神と…!」みたいに言っていました また他の忘八にしても遊女は「大切な商売道具」なんですね それと矛盾しています 遊女の1人が「食べられないから」という理由で火付けをしようとした これは由々しき事態であり、彼等はただ遊女を罰して「バカな遊女ですなあ」と笑って自分達だけ有名どころ「百川」のご馳走を食べている余裕はないはずなのです マネジメント失格なんで 「べらぼう」の時代の吉原は19世紀よりはずっと隆盛を極めていました 「16人の遊女による火付け」などが起きるようになったのは飢饉が酷くなり世間が混乱し始めた19世紀以降の事かと思います 火付けをしようとした遊女が大文字屋の所属ならば、大文字屋こそあの場で糾弾されなければなりません そんな理由で吉原から火を出したとなれば吉原全体が営業停止 経営者の全取り替えとなりかねません 火付けの遊女の経営元=監督不行き届きで火あぶりか獄門かと思います 忘八をちょっと無能、かつ悪い奴等として描きすぎかなと思いました なお伊藤淳史さんが演じた忘八(大文字屋市兵衛)は史実の人らしいのですが、そこまでの極悪エピソードは残っておらず、むしろ「おどけ者の名物男」だったようなのです 大文字屋市兵衛 https://tsutajuu.com/daimonjiya/ 以上の気になる点もこれからどうなるのか、です

詳細にありがとうございます。 言われてみれば、なことばかりでした! え、、、 平賀源内がもう出てました? これも気がつきませんでした・・・。 トイレのシーンの人がそうだったんですね!

Xの公式によると、 吉原の貸本屋から始まり、「江戸のメディア王」となった蔦屋重三郎。 喜多川歌麿、山東京伝らを見出し、謎の絵師・東洲斎写楽を世に送り出す。 とあるので、今でいう出版社長兼編集長になる活躍を描くのでしょう。 なので、今は、吉原に出入りして女郎や花魁に本をかしている貸本屋の段階。 1回目なので、ざっくり、吉原の状況を描いた位。 蔦重は、史料が少ないので、1年間の脚本をどう書くかで評価が分かれていくでしょう。 さっそく、老中の田沼意次に会えてしまいすから。 女郎の遺体のシーンが早速、話題になりましたが、当時の女郎の扱いを描くには、 構わないと思いました。子供がみている、 8時代にを問題にする方はいますが、 それは、親が当時の吉原の状況を説明すればいいし、調べればいいこと。 昨年の光る君へでも、まひろと道長のラブシーンが話題になりましたが、人間として普通のことかなと。 むしろ、道長と関係があったとした脚本がどうなのか。でも、そこも史料がないからいろんな脚本ができたわけで。 べらぼうも、脚本がどうなるか次第で、 蔦重が活躍するのは、少し先でしょう。

蔦重が幕府の権力者や、 吉原のお偉いさんたちに立ち向かっていく、 庶民の味方的な? そんな活躍が痛快に描かれるってことかしら。 メディア王、、、 私にはまだいまいち何をした人なのかわかりません・・・。