もしかしたら主様は少々勘違いをしておられるかもしれません まず、トップコートとは何かといえば、文字通り上掛けのコーティングを示し 艶消しはコートのクリアーが艶ありか、半艶か、艶消しかをしめします とどのつまり、艶消しとトップコートは別の意味だと思って下さい とりあえず、私の方法では、全パーツに塗装を施した時点で 一旦光沢クリアーでコートを掛けます 何故なら、塗膜が半艶や艶消しとかだと、スミ入れ塗料が滲むので 一旦、光沢クリアーを吹き付け、表面をツルツルにする事で 塗膜のミクロの凸凹を埋める事により、滲みを防ぐ効果があるからです また、水転写デカールの密着度も増すので、シルバリング現象を 抑える効果もあります そうして、スミ入れ、デカール貼りを経て、最後に 艶消しクリアーでトップコートします 艶消しクリアーを吹く上での注意点は 天気が悪く、湿度が悪い日には絶対に吹き付けない事 もし、湿度が高い日に艶消しクリアーを吹きつけると 下手をすれば、写真の様にパーツが真っ白に曇ります これを、カブリと呼ばれる現象で、湿度が高い日に艶消しを吹き付けると 高い確率で真っ白にカブります 失敗しない為には、とりあえずランナーをテストピースとして 艶消しクリアーを吹き付けて、カブらなければそのまま パーツに吹き付けると失敗を防げると思います